FORMULATION PROJECT
FORMULATION PROJECT
ファイズグループでは、中期経営計画「ONE2027」の2年目を大きな転換期と位置づけ、若手社員の声を積極的に取り入れるボトムアップ型のアプローチによって、新たなグループ経営理念体系を構築するプロジェクトを始動しました。
2024/10
本プロジェクトにはグループ各社からメンバーが参加し、グループ横断型としては初の取り組みとなりました。第一歩としてプロジェクト名称の検討を行い、「Phyz Group Philosophy Project(ファイズグループ経営理念プロジェクト)」、略して「PGPP」と決定しました。
2024/11
プロジェクト名が決まり、いよいよ本格始動となりましたが、当初は「何から始めればよいのか」と戸惑う日々が続きました。そんな中、「まずは教科書通りに進めてみよう」という意見が出て、ドラッカーの名著『マネジメント』を指針とすることにしました。そこには「経営理念を定義する出発点は顧客である」と記されています。この考えに基づき、私たちは「私たちのお客様とは誰か?」という問いから検討を始めました。
2025/01
「私たちのお客様とは誰か?」という問いに対し、プロジェクトメンバーの間で共通のイメージが生まれ、概念図の素案も作成されました。お客様の定義が明確になり始めたことで、経営理念の検討に本格的に着手しました。経営理念は、「私たちの役割(ミッション)」「私たちが目指すこと(ビジョン)」「私たちが大切にすること(バリュー)」の3つの要素から構成されます。メンバー全員で議論を重ね、一つひとつの言葉を丁寧に練り上げました。
2025/02-03
社長自らが全国のグループ社員と対話する「PHYZ Group Philosophyツアー(PGPツアー)」が始まりました。この対話では、なぜ経営理念の再構築が必要なのか、中期経営計画や長期ビジョンの達成がなぜ重要なのかを丁寧に説明しました。また、「私たちのお客様とは誰か?」について社員一人ひとりが考える機会とし、全体での共通認識を深めました。プロジェクトで作成した素案をもとにグループワークも行い、経営理念を指針とした行動の重要性を再確認しました。
2025/03
2025年2月より全国で実施されたPGPツアーは、3月下旬に全日程を終了しました。全14日間・54回の対話集会には延べ436名が参加し、経営理念の意義やお客様の定義について活発な意見交換が行われました。こうした対話を通じて全社的な共通認識が形成され、ファイズグループの新たな経営理念が完成しました。
2025/03
そして、完成!